何のためのテスト導入ですのん!?

現在ようやく商品として販売開始しそうな商品を、1年以上前から何店舗かにテスト導入している。

テスト導入ということで、客にも事の詳細は理解してもらっていると思い込んでいた俺も悪いのだが、どうも客は理解していないらしい(対応していての推測)。

しかし、それはそれでいいこともある。

テスト評価品なんで、当然ながらバグ・不具合・仕様でカバーしきれない現場の状況などがある。
客は当然使いにくい・使えない・おかしいぞって言ってくる。
これは大変ありがたいことである。
販売し始めてからのトラブルが格段に減ることに繋がると思っている。

「テスト導入」・「評価」というからには、これらを蓄積し、不具合であれば再現性を確認し対策を、仕様範囲外の処理はカバーするよう再設計→製造(無理ならマニュアルや運用でカバーするための体系的な方法を)を、使いにくいといわれる箇所は出来る限り不特定多数の使う人間から意見を聴取し、最大公約数を、といった対策を講じていく必要があるのですよ!!

しかし、テスト導入先の客から、要望・意見・クレームはどんどんあがってくるものの、テスト導入の趣旨をしっかり説明してないもんで、その場しのぎのトラブル対応ばかりで、結局一番肝心なフィードバックができとらんのですわ。

そろそろ何か対策打たないと、泥沼化して経費食いつぶすんじゃないすか??
それでなくとも、うちらは開発が本業で、毎日現場でのトラブル対応しているわけには行きませんよ。
それでいいなら別に構いませんが、開発者としての給料より高い手当てくださいね、

「誰もやりたがらない、嫌な楽しくない仕事してるんですから。」

開発作業の苦労なら楽しいので話は別。
って、俺のわがままだけど、でも本音。
本音は大切ですよ。
ちゃんと聞こえてますか?一人ひとりの本音が。